豚乙女さんの生々しく、そして妖怪らしさがある『ポップ』の感想(前編)

お久しぶりどころか数年越しになってしまったブログの主です…本当にすみません

⚠今回のCDの描写上残酷な言葉が飛び交うと思います 

後自分の解釈が多いと思いますよ

覚悟の上で見てください

さて今回のCDの感想話は…

豚乙女さんの『ポップ』

このCDは衝撃的で問題作でございます

ほとんどの曲が『誰かを食べる』ですから…

妖怪らしさ全開かつ歌詞を見るだけで世界観に入ってしまう、そんなCDです…!

こちらにはありませんが買うときに注意事項のシールが貼られていました…(いろいろと衝撃が多いブックレットも是非見てください)

・・・さて曲の感想を言いましょうか!

 

1·ヒトノタメ(原曲:ほおずきみたいに紅い魂)

 最初から飛ばすのはルーミアのヒトノタメ

この激しさを一番目から聞いていいのかと思うくらい凄く良い曲…

二次も含めてのルーミアの印象は明るくて実は怖い…そんな妖怪

ルーミアの明るく残酷なところは子供の無邪気と同じベクトルだと感じます

シンプルで分かりやすい妖怪歌です

一番目にルーミアにすることで後の妖怪はどうして食べるのかというわくわくもありますね!

 

2·貴方ノ歌(原曲:もう歌しか聞こえない)

一番聞いている物全てが良い意味で気持ち悪い感じ出てます

視界が歪みそうなグニャグニャ音と途中から聞こえるランコさんの囁き声

それがこの曲の独特な雰囲気にさせているのだなと感じました

そしてこの曲の主役はミスティア! 

私はミスティアはほんわかしている雰囲気が勝手にあったので東方の二次創作の自由さも改めて実感しますね…

 

3·ヒトリ(原曲:暗闇の風穴)

今までの二曲とは一転静かな曲調から始まります でも近づければ近づくほどキスメの本性が見えてそれが出たときには時すでに遅し

音楽が大きくなったときにはあ…食べられたと思います

かわいい外見とは裏腹の怖い一面を持つキスメにピッタシな曲です

実は私はこの『ヒトリ』でキスメちゃんが好きになりました 原作を踏襲しつつ豚乙女さんから見た『キスメ』が本当に良い…良すぎる…

 

4·変わらない空(原曲:孤独なウェアウルフ

コンプさんが歌詞を担当しているのもあり前半は楽しい歌詞が出ます

あたふたする影狼が目に見えてふふとなります

この曲は『人』じゃなく『変わらない空』に対しての思いを叫んでいるように見えます

能力故に夜に姿が変わってしまい苦悩する影狼

あんまりにも変わらない空

その空に対して食べたいと思う影狼を私は問う権利はあるのか…無いだろうな…彼女とは生き方が違うから

 

前半だけでもボリュームがデカイですよね…

もうイラストが描きたくなるような情景が豚乙女さんの曲にあるから素敵です!

ではでは後半に残りの4曲の感想を書こうとします!

次回も…また!(投稿頻度高くしないと…)